猫が畳で爪とぎハンパないどうしたらいい?
猫は本能の赴くまま毎日のように爪とぎをします。それも無心になってただひたすら爪とぎをしています。
猫の飼い主さんなら、そんな猫の爪とぎをしている光景はいつもご覧になっているはずですよね。
猫が爪とぎをするのは一向に構わないのですが、問題なのは爪とぎを場所です。
私の飼っている愛猫は、畳を爪とぎの場所として選んでいたのです。そんなときは、畳がもうボロボロになってしまうのではないかと気が気でありませんでした。
猫が畳で爪とぎをする行為を何とか止めさせる方法はないものか。そこで考えたのが畳の上に敷物を敷くと言うことでした。
目次
猫が畳を爪とぎの場所として好むわけ
猫が畳で爪とぎをするのを好きなのはそれなりの理由があるのです。
その理由とは、人間が畳に感じている気持ちと相通じるものがあるから興味深くて面白いですね。それは次のようなものです。
猫は畳のにおいが好き
畳はイグサなど天然の素材でできています。人間も畳の臭いに惹きつけられますが、猫もまた、そのイグサの臭いに惹かれるのです。
猫は、畳の臭いに誘われてスリスリした後に、自身の臭いを畳につけるために爪とぎを始めるのです。「ここは俺のテリトリー」だと言わんばかりに。
畳は夏は涼しくて冬は暖かい
畳の素材は季節に適応しています。夏は涼しくて、冬は暖かい。そんな畳は人間にとってとても住みやすいくて気持ちの良い場所ですが、猫も同じなんですね。猫は、夏は涼しくて冬は暖かい畳が大好きなんです。だから気持ちの良い場所でつい爪とぎをしたいのです。
畳の素材は爪とぎに適している
天然素材のイグサを編み込んだ畳は、表面に凸凹がありザラザラとし感触があります。人間も畳の上を裸足で歩くとこのザラザラ感が気持ちいいですよね、猫もこのザラザラ感が大好きなんです。さらに畳の凸凹は爪とぎをするには猫にとっては好都合の素材なんですね。
猫の畳での爪とぎを止めさせる方法
猫の畳での爪とぎを止めさせる方法をいろいろと考えましたが、これと言った効果のあるものはなかなかみつかりませんでした。
最初は、猫の嫌いな忌避剤を畳に振りかけることも試しましたが猫が畳の部屋に行かなくなりました。これはさすがに虐待につながると思ってやめました。
そこで、次に考えたのがカーペットなどの敷物を畳の上に敷くことでした。
夏は畳の上に籐素材の敷物を敷く
夏は畳が涼しいと言っても、絨毯やカーペットを畳の部屋に敷くのは畳のひんやり感が伝わってきません。そんなときにお勧めなのが籐素材の敷物です。6畳や8畳用と言った、日本間に適した製品もいろいろとあります。
籐素材はひんやり感もあり畳の上に敷き詰めるので猫の爪とぎ防止に最適です。
冬は絨毯かカーペットを敷く
冬は反対に、絨毯かカーペットを敷くのが良いでしょう。猫は、冬は暖かい場所を好みます。日本間に適した製品を選び畳の上に敷き詰めましょう。爪とぎ防止にもなります。
その他の置き畳(敷物)を敷く
どうしても畳の部屋で爪とぎをしたい猫がいたら、籐の敷物やカーペットなどの敷物の上にユニット畳や置畳を置いてみるのもいいでしょう。ユニット畳や置畳の上で爪とぎをさせたら猫も喜ぶでしょう。
まとめ
家で飼っている猫が爪とぎをするのは自然な行為です。その行為を制限したり止めさせるというのは正直に言って難しい話です。
それでも猫に爪とぎをしてほしくない場所はあります。畳もそのしてほしくない場所の一つです。
それでも、工夫次第では、猫が畳で爪とぎするのを防ぐ方法はあります。畳の上に敷物を敷くのも有効な手段です。また、畳で爪をとぐかわりに、爪とぎマットとか、爪とぎキャットタワーなどたくさん揃えてやるのもいいでしょう。
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